レタス・キャベツ・にんじん・大根などのカット野菜を製造する会社様やもやしの製造会社様、餃子や漬物・キムチを生産される会社様、パイナップルやりんごなどカットフルーツを製造されるお客様など、食品廃棄物の脱水機として数多くの会社様に弊社スクリュープレス脱水機をご導入いただいております。本ページでは数多くの事例の中から代表的な2例をご紹介いたします。
元々、違う仕組みの脱水機を使用しカット野菜の残渣を脱水されていました。しかし脱水率が50%と悪く産廃費用がかさんでしまうことから更に脱水できる脱水機を検討され、弊社にご相談いただきました。
実際の野菜残渣でテスト脱水を行わせていただくため、お客様の工場にテスト機をお持ちし現地でテスト脱水を行いました。その結果、70%以上減量ができたことから、産廃費が大幅に削減されることが見込め、ご注文いただきました。
1日の産廃量と稼働時間から、機種DM40型をご提案。減価償却試算表もご提示させていただき回収スケジュールも共有しました。こちらのお客様も脱水機の設置レイアウトから運用方法、製造、設置、試運転まで一括して承らせていただきました。
減量率が70%になったことで、既存機では10トン→5トンだった野菜残渣が10トン→3トンと大幅な減量となりました。産廃費は1日あたり5万円削減の計算になり、年間では1,825万円削減することができました。
処理能力(kg/h) 1,200〜1,500
機械寸法(mm) L:3,800 W:800 H:900
電動機 3.7kW×200V AC
材質 本体:SUS304 スクリーン:SUS304 スクリュー:SUS304 その他:標準仕様 SS(別途SUS仕様可)
元々何もせずにそのまま廃棄をし産廃業者様に引き取っていただいていたので、産廃費がとても多くかかっていました。置き場も狭く、残渣を溜めておくスペースを確保する事が難しくなってきていました。また野菜残渣は水分を多く含んでいるため腐敗が進みやすく、臭気の問題にも頭を抱えていらしゃいました。
設置スペースが狭く壁や天井などと装置が干渉してしまう懸念がありましたが、架台の高さやホッパーサイズ、脱水機と粉砕機のレイアウトを変えることで設置予定スペースに収めることができました。また、脱水機を入れることで設置スペースの衛生面が断然上がりますので、腐敗等の心配も軽減されます。こちらのお客様は1時間あたり500kg処理のDM25をご提案しました。
機械導入前、1日の産廃費は12万円でした。脱水機導入後、70%削減ができたので、産廃費が1日あたり3万6千円となり、1日あたり8万4千円のコスト削減ができました。こちらは年間3,066万円の産廃費削減ができました。
処理能力(kg/h) 400〜600
機械寸法(mm) L:2,298 W:857 H:1,072
電動機 1.5kW×200V AC